みなさん、こんにちは。
システムシンキングの坂田です。

8月30日(木)に開催されました「ICT利活用勉強会(第3回)」で、NEXT熊本会員としてプレゼンテーションをさせて頂きましたので、その時の感想などを書いてみたいと思います。

 
はじめに

会場の熊本大学

今回開催されたICT利活用勉強会とは、NEXT熊本が開催するICT(情報通信技術)を利用した地域活性化を担う人材に資すること目的に、県内各市町村情報化担当者の方を対象に開催する勉強会です。

NEXT熊本とは、熊本県内の高度情報化を推進する産・学・行政連携の活動組織で、弊社もその会員になっており今回はそのご縁でプレゼンテーションをさせて頂く機会を頂きました。NEXT熊本に関する詳細は此方をご覧ください。

 
第3回 ICT利活用勉強会の概要

今回の勉強会のアジェンダは次の通りです。勉強会の開催時間は午前10時から14時45分までだったのですが、今回は業務の都合もあってプレゼンテーションを行う午前中のみ参加してきました。

●ICT利活用事例研究(5)【まちづくり分野】
  テーマ:長洲町予約型乗合システム「きんぎょタクシー」

●地元ICT企業等による「ICT利活用アプリ」のプレゼンテーション
  テーマ:人が元気な街 熊本!
  発表者:株式会社システムシンキング 坂田 博文(僕です)
  テーマ:害獣駆除を行う猟友会様向け「猟犬マーカーシステム」の開発について
  発表者:株式会社フルノシステムズ 三浦 真氏

●ICT利活用事例研究(6)【医療分野】
  テーマ:佐賀県救急医療システム「99さがネット」

●地元ICT企業等による「ICT利活用アプリ」のプレゼンテーション 
  テーマ:BCP対策と衛生通信
  発表者:株式会社シーオーテック 山本 貢三氏
  テーマ:携帯情報端末を利活用したまちづくり支援
  発表者:NPO法人 熊本まちづくり 増村 和好氏 

 
長洲町予約型乗合システム「きんぎょタクシー」

長洲町は平成24年6月末現在、人口16,769人、世帯数6,738世帯、面積19.44K㎡、高齢化率27.3%、主な産業は水産業(日本有数のきんぎょの産地、海苔の養殖)、工業(造船業、アルミサッシ等)で町のほとんどが平野部なのだそうです。今回ご説明頂いた「きんぎょタクシー」は、人口減少、車社会の到来といった要因により、公共交通利用者の減少→事業者の経営悪化→公共交通のサービス低下→公共交通利用者の減少・・・といった負のスパイラルが生じるなか、赤字路線維持のための財政負担の軽減、住民サービスの向上を目的として、住民アンケートなどをもとに公共交通機関の見直し策として導入されたそうです。この乗り合いタクシーに関しては、長洲町以外でも導入されている地域があるそうなのですが、その運用にコンピュータを使ったシステムを導入しているのは熊本県内では長洲町だけとのことでした。このシステムを導入することによって、オペレーターの業務やドライバーの業務を軽減することができ、デマンド交通安全性、正確性、効率性を確保することができるとのこと。利用者の方との接点には現れませんが、サービスを支える裏側の部分にもICTが活用されているのですね。とても参考になりました。

<長洲町の情報>
 長洲町(Wikipadia)
 長洲町(公式HP) 
 ・きんぎょタクシーの概要
 ・きんぎょタクシーの利用案内

 
害獣駆除を行う猟友会様向け「猟犬マーカーシステム」の開発について

株式会社フルノシステムズ様からは現在開発中の「狩猟者用支援システム」のご紹介でした。狩猟中や迷走中に猟犬の位置を把握するシステムで、効率の良い狩猟、また迷い犬の確実な回収を目的としているそうです。また開発方針として、国内無線規格(電波法)に準拠しつつ、海外製現行品と同等の性能確保を目標とされているとのことでした。この国内無線規格に準拠するということはとても大切なことで、規格外(不法)の電波を利用することで知らず知らずのうちに他人の電波を妨害したり、ひいては社会生活に混乱を来すことになりかねないとのこと。狩猟者の皆さんの利便性を向上させ、かつ安全に利用できる今回のシステムには大きな期待が寄せられていると思います。

 
まとめ

今回ICT利活用勉強会に参加させて頂いて、行政の皆様が住民の声をくみ取り、より暮らしやすいまちになるための課題を見つけ出して、それを解決するための仕組みを検討し、具体的な実行手段としてICTが活用され、実際にまちづくりに活かされるということ知ることが出来ました。

僕も今回は「ひごーん(beta)」というサービスについてプレゼンテーションをさせて頂きましたが、これは魅力あるまちを作るために住民が直接活動に参加することをコンセプトにしたインターネットサービスです。まだまだ荒削りな部分も多々ありますが、地域のICT関連企業として地域に貢献できるサービスとなるよう今後もコツコツ改良を重ねていきます。

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